「カテゴリ」と「タグ」の扱い方について

PRサイトビズで使っているCMS「WordPress」では、投稿記事をグループ分けするには「カテゴリ」と「タグ」という機能があります。

どちらも共通するのは、同じグループをまとめた「一覧ページ」が生成されます。ただ、異なるのがカテゴリは属するURL、階層構造に関わってくるのに対し、タグは関わりません

URL、階層構造に関わってくるという意味

URLというのは https://pr-site.biz/ のようなものです。Webサイトアドレスなどと呼ばれます。

Webサイトというものは、1ページ毎にURLが割り振られますので、新しいページを生成する場合、一番最上階層であるHOME(ここでは、https://pr-site.biz/)より階層が下に作らねばなりません。

本ページでは、https://pr-site.biz/ の下に
support という階層(ディレクトリ)でサポート用のグループを作り、更に下に manualというブログ投稿マニュアルのサイトを作っています。

そして、この記事は advanced という投稿カテゴリ階層に属し、
1188 という名前のページになります。

長いですね~、、そんなこんな階層になって生成されるURLが、https://pr-site.biz/support/manual4/advanced/1188 となります。

URLが絡んでくる事の弊害

注目していただきたいのが、投稿カテゴリ advanced と、カテゴリがURLに関わってくるのですね。

では、別で投稿カテゴリ howto_tag というカテゴリにも属させた場合はどうなるでしょうか?
https://pr-site.biz/support/manual4/howto_tag/1188 というページも出来てしまいます。2つの同じ記事のページが存在するのはSEO(検索エンジン最適化)的にはNGです。

同じページが別URLで存在することは記事の価値は分散され、運悪ければGoogleからネガティブな評価を受ける可能性もあります。

カテゴリは一つしか選ばなければいいのでは?

記事の属性というのは1種類である事はありません。この記事も、「タグ」「カテゴリ」「投稿方法」、、、、など色んなグループ分けができる記事です。

ブログに限った話しではありませんが、グループ分けというのは難しく悩みますし正解はありません。来年には新しい価値観がうまれ、記事のグループ分けを見直す場合もあります。ですので、URLに関わってくるカテゴリは扱いを要注意です。

カテゴリは目的別に、タグは種類別に分ける

現在、当社で実践している分け方としては、カテゴリは発信目的別に、タグは記事の種類別にという形で運用しています。

カテゴリを発信目的別にグループ分けすると・・・

  • これからの事について「お知らせ」したいのか
  • こんな事をしたよ、と「活動報告」したいのか
  • 考えを「コラム」にしたいのか
  • 商用とは別の「プライベート」の話しをしたいのか
  • ビジネスの「成功事例」を発信したいのか
  • 「お客様の声」を載せたいのか

といった目的別に分ける事が可能です。

また、タグを記事の種類別にグループ分けする場合は・・・

例えば当記事であれば

  • タグ
  • カテゴリ
  • 投稿方法
  • 記事作成

といった何について述べているか分かるような記事の種類が分かるグループ分けにタグを利用しています。タグはURLに関係しないので、気にせず色々タグを付け加えてOKです。(多すぎない方が良いとは言われますが、10個程度なら問題ないと考えています。)

この記事は、こんなキーワードで探されるかな?という単語を小分けにしてタグとして付与するとキーワード誘導に効果がある場合があります。

運用をデザインするPRサイトビズでは、こういった細かい部分も含めて日々色々考えて修正しています!

ちなみに、タグのまとめページは自動生成されるので、投稿の下の方にある「Tags:」の欄にあるタグをそれぞれクリックすると、同じタグが付与されている一覧ページにリンクされます。

フリーワード検索で探す