LINEはご存知と思いますが、LINE@については「名前は知っている程度」の方が多いのではないでしょうか?もし、ビジネスモデルが「B to C(一般消費者が相手のビジネス)」であれば、規模を問わず導入を試すべきツールの一つです。
LINE自体は、2017年12月のレポートでは、日本だけでもアクティブユーザー数は7300万人と、圧倒的に使われているコミュニケーションツールです。うまく商売に活用したいですよね。
LINE@とは?
LINE@で以下のように説明されています。
LINE@は、ビジネスや情報発信に活用できる会社・事業者向けのLINEアカウントです。企業、ブランド、商品の魅力をお客様に発信するためのさまざまな機能が備わっています。
つまり、ビジネス用アカウントです。
では、なぜ個人用と分けるのでしょうか?また、どのように違うのでしょうか?
LINEは個人。LINE@は組織。
LINEは携帯の電話番号をベースとしてアカウントを取得するので、会社用携帯を支給される場合は、LINEアカウントでも十分ビジネスで使えているとおもいます。
でも、病気や移動中のコミュニケーションが取れなくなる個人仕様では、ビジネスで扱える場面も限定されます。職種でいえば、お客様に担当としてつく営業マンなどにしか扱えなくなりそうです。
営業マンが休んでしまったり、ちゃんとした引継ぎなく辞めてしまえば、結局電話かメールでのやり取りに戻ってしまいます。
そこで必然的に出てくるのがLINE@です。
LINE@はグループで共有できるアカウント
LINEは個人に依存しますが、LINE@は複数人で共有できます。
組織「G」のLINE@アカウントを個人アカウント「A」「B」「C」で共有した場合、個人からLINE@に送られてきたメッセージは「A」「B」「C」が受信できます。
また、そのメッセージの返信も「A」「B」「C」の誰でも返信可能です。(配信できない権限設定もできるので厳密にいえば「誰でも」ではありません)
3種類のコミュニケーション方式
1. ホーム投稿
全ユーザーに公開する投稿です。ブログなどと変わりません。
2. メッセージ
「友だち」となっているアカウントのみに一斉配信。有料プランではグループ分けをして、特定グループにだけ配信できる仕組みもあります。
「友だち」=無料会員として、会員限定のお得な情報を配信するなどに役立ちます。
3. 1:1トーク
個人個人に個別に配信できます。
例えば、予約受付で「何日何時予約できますか?」→「その日時は埋まっておりまして、この日時やこの日時はいかがでしょうか?」など、細やかな対応するのに向いています。
現時点で個人アカウントでお客さんとLINEでやり取りしている場合は一番親和性の高い使い方になります。
料金
料金は無料のフリープランからあります。無料でも十分な機能がありますので、小規模事業者であれば、まずは無料でアカウントを作ってみることをおススメします。
では、実際にLINE@をダウンロードして始めてみよう!
GooglePlayアプリ:LINE@APP(GooglePlay)
itunesアプリ:LINE@(itunes)
PC版:LINE@MANAGER ※PCでも作業が可能です。